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わたくしごと・・・⑥

こんばんは~、日曜日の夜、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
おれはといえば今日は昼ごろちょびっとだけ
庭に自生してた松がでかっくなってきたのを伐ったくらいで
(山から持ってきた腐葉土の中から生えてきた)
特に何もせず夕方まったりと一時間も
風呂へ入っておりました。

さてさて、皆様にご贔屓にしていただいている
『わたくしごと』も早くも6回目となりました
当初は2、3回で現在までたどり着く予定でしたが
一体いつになったら、たどり着く事やら・・・
そういうわけで、ってどういうわけだか判りませんが
とにかく始めさせていただきます。


『あいててて・・・。いつもよりこけ方が激しかったなぁ。
明日は痛くて起きれんかも、もう一日休まなきゃかぁ?
また嫌味言われちまうなぁ・・・。
と歩道に寝転んだまま半分つぶやきながら考えてると、
車道の方から『ガシャ、ガシャーん!うわぁ!』なんて音と声が聞こえた。

『やべっ!おれのバイクが車にぶっかったんだ!
また金がかかるとにかく起きねば』と思い
上半身を起こし立ち上がろうとした。

あれぇ?何で立てねぇの?』

もう一度立ち上がろうとして膝に力が入らないことに気づき、
『膝を脱臼したのかぁ?』と後ろに曲がっている右足を
よくよく見ると膝のかなり上の太ももの真ん中辺りで
まるで膝を曲げたかのように折れ曲がっていたのだった。
つまり膝が二つあるようなものである。って違うか?違うね

『こりゃ、明日だけじゃぁとても治らんわ』と思い、
いつの間にかブーツが脱げていた右足を持って『よっこらしょ』と
一応元の位置に戻し他に怪我がないかチェックしてみた。

とりあえず頭は打ったものの意識ははっきりしているし吐き気も
無いんで頭はまぁ大丈夫。多少打ったほうが良いくらいだ。
さっきから動かすと右腕の手首の上あたりが『ピキっピキっ』
いってるんで多分ひびが入ってるか折れてるかのどちらかだろう。
あとはとにかく打撲かな?

その頃から痛みが増してきたので骨折してる右足を下にして
一番痛みの少ない体勢で寝ていた。
もう一度右足を見ると、ジーパンが太もものあたりで破れ
さらに出血している事に気がついた。
『やべぇ!太ももには動脈だか静脈だか、とにかく太い血管があるはず。
骨折なんかいいけど失血死するかも
とあわてて汚いグローブのままとにかく出血してるところを押さえつけた。

そうこうしていると事故を見ていた人なんかが集まってきて
『大丈夫ですか?今救急車呼んだから』
おれはまたおれのバイクがぶつかった対向車の運転手だと思って
『車は大丈夫ですか?すみませんでした』
なんて後になって考えると的外れな事を言いながら
そのおじさんに救急車を呼んでくれた礼を言った。

そのうちにA君が『いててて、腕をやっちまったぁ』と右腕を押さえながら
『大丈夫?こじさんのバイクがいきなり横から飛び出てきて
ぶつかって、おれもこけちまった』
と歩道に座りながら言っていた。
『おれは足と腕をやっちまった。大丈夫かぁ?すまん』と
横になったまま詫びていた。

程なく先行していたO君もやってきて
『大丈夫?二人がちっとも来ないんでどうしたかと
戻って来るとえらい事になってるじゃん。
後ろも見なかったんで全然判らなかった、ごめん』
『いやぁ、すまんなぁ』とおれ。
とにかく両方の家へ連絡してもらい事故の処理を頼んでいると
救急車がやってきた。

産まれて初めて救急車のストレッチャーに乗せられて
事故現場から5分ほどの市営病院に搬送された。
『A君は?』と誰にともなく問いかけると
『乗ってるよぉ』と足元の方から声が返ってきた。

本人は元気な?つもりでも途中、血圧が下がったようで
救急隊員の方が『しっかりしてください。もうすぐ着きますから』
なんて励ましてくれた。

回りも見えないので何処を走っているのか判らず病院へ着くまで
結構かかったような気がしたがほんの数分だったことだろう。

病院へ着きストレッチャーのまま処置室に運ばれると直ぐに処置が始まった。


今回はいつにも増してさらに長くなりました
と言うわけで後半へ続く・・・ かみさんや家族もやって来たのでかみさんに『すまん』と侘び
A君の嫁さんにも迷惑かけたことを詫びた。
かみさんに『明日の朝一でまずはKさん(当時の上司)のうちへ連絡して、
悪いけど社長か専務にも連絡して謝っておいて。多分かなり嫌味を言われると思うけど』と告げた。

大柄な看護士さんが『着てるもの切るからねぇ』と
鋏でジーパンとTシャツをじょきじょ手際よく切り
たちまち黒のビキニパンツ一丁の姿になった。
普段はトランクスなのだが、この頃ジーパンの時には
こんなのをはいてたのでちょっと恥ずかしかった

レントゲンを撮ったのが後か先かよく覚えていないけど
とにかくレントゲンを撮った。

この後もお世話になるK先生が直ぐにやってきて
『ちょっと痛いですけど出血している処を消毒しますからね』
とおっしゃられたので『遠慮せずがんがんやってください』と言って
どうするのか見ていたらガーゼを巻いた器具を
出血した傷口の中へ突っ込んでぐりぐり回した
そんな普通なら、むちゃくちゃ痛くてたまらなそうな事も
兎にも角にも一刻も早く治りたくて意外と平気だった。
と言うより事故のことで気が張っていたからか・・・。

そんな治療を2度3度、気がつくとパンツがちょっと濡れていたので
『失禁したんですかねぇ』と脇に居た看護士さんに聞くと
『そうかもよ』なんて言われた。

『いやぁ、やっぱ痛さと恐怖感で知らないうちに漏らしてたんだ
と思ってたら先生が『これは血だよ』と言ってくれたんで
よく見るとほんとに赤く、飛び散った血だった。
腕の方にはシーネと呼ばれるもので固定され包帯で巻かれた。

一通りの応急処置が終わるとK先生が
『右の大腿骨の複雑骨折と右の尺骨(しゃくこつ)も折れてます。
あと大腿部の筋肉の挫滅も・・・』

『複雑骨折ぅ?尺骨?座滅?複雑骨折って骨が
ぐちゃぐちゃになってる事じゃないんですか?』

『あぁ、複雑骨折と言うのはあなたみたいに開放骨折、
骨折した箇所が空気に触れてしまうことも言うんですよ。
大丈夫骨は綺麗にポッキリ折れてます。

それより空気に触れているんで骨髄炎になる可能性もあります。
尺骨と言うのは下腕の内側の骨で、挫滅って言うのは
筋肉が折れ曲がって損傷を受けてる状態の事です。』
とおだやかに判りやすく説明してくれた。

『直ぐに手術とか出来ないんですか?』と聞くと
『直ぐには出来ないんですよ。まずは重りで牽引して
縮んだ筋肉を伸ばして・・・』
あとは忘れてしまったが、とにかく当分入院しなくてはならない事は判った。

それから再びストレッチャーに乗せられ病室へ行くと
『牽引の為に骨に穴を開けて重りを付けて牽引します。痛いけど我慢してね』
と麻酔をしたのかしないのか忘れたけど、おれが今仕事で使うような
充電ドライバーみたいなドリルで膝の上の辺りに穴を開け始めた。

痛いと言うより熱いといった感じのほうが強かった。
それから開いた穴にパイプを通し、シャフトを入れ
そこからベッドに取り付けた牽引のための器具にワイヤーで接続して
確か10kgの重りを付けたと思う。

これで最低でも手術が終わるまでの一週間、文字通りベッドに縛り付けられてしまった。
上半身だけは起こせるが身体を横にする事は出来ず、
飯を食うのも、おしっこするのも、うんこするのも全部ベッドの上なのである。

一通りの事が済むと既に深夜になっていた。
かみさんと事故の状況や電話を受けたときのかみさんの事、
A君の怪我のこと、今後の事などを話し、
迷惑かけて申し訳ないと再び詫びた

かみさんや家族も帰り電気の消えた病室で一人、
痛みと不安と助かった少しの安堵感とまんじりともせず、
それでも時折うつらうつらと夢と現実の狭間をたゆたいながら
朝を迎えたのであった。


参考HP
メルクマニュアル医学百科家庭版
http://mmh.banyu.co.jp/mmhe2j/sec05/ch062/ch062a.html

この記事へのコメント

- こじぞう - 2006年06月28日 09:22:33

蟒「Orochi」さん、おはようございます。
おれはいろんな人を巻き込んでしまいましたv-406
はた迷惑な奴なのでございますv-389
お気遣いいたみいりやすv-421
おれも今はバイクが無いので乗れないので
ございますv-406

- 蟒「Orochi」 - 2006年06月27日 12:28:59

御久しぶりです!なんだか恐ろしい話ですね・・・私も中型の単車には乗っていましたがこれも巻き込まれかけまして、けっこうなスピードだったので、よく無事だったと今でも思います!(今は乗ってないんですが・・・)とにかく気をつけてくださいねー!!

皆さん、やってますね。 - こじぞう - 2006年06月27日 01:12:03

MI-KOさん、こんばんは。
怖いっつうより、いろんな意味で
痛い記憶だよ。なははは。
身体はもちろん財布も気持ちもね。
今でも勘太郎の看板の手前の
三本目の柳の木は忘れない。わははは。

紫親父屁
みんなやってるねぇ。
バイクが燃えるって、かっちょいいじゃん!
しかし、33歳で限定解除した晩に事故るって
おりゃ高校生かv-401
マッドマックスのグースみたいに
新品のキャッチャーのレガース買って
それを切って脛に付けて走っちょりました。

DERI ! さん、こんばんは。
ほんと皆さん、やってますねv-393
怪我自慢は『リーサルウェポン3』の
リッグズと名前忘れちゃったけど
後に奥さんになる女刑事の傷自慢に
相通じるものがありますよね。

大怪我した奴、、入院期間が長い奴が
『おお!すげぇ!』と
尊敬されちゃいますね。
って尊敬じゃねぇのかぁ?
わははは。

キズ口消毒グリグリはちょっと・・・ - DERI ! - 2006年06月26日 23:30:05

ドリリングはやっぱり、熱い・・・って感覚ですね。
自分も対向車にブッ飛ばされて、手首の複雑骨折、ヒ骨もヒビ入って、ヒザをボルト留めされたり、移植のために腰骨をノミで削られたり・・・
2カ月、入院。バイクはおシャカ。

- 紫親父 - 2006年06月26日 13:05:50

若い時、対向車に突っ込まれてバイク燃えたv-423ヶ月入院、俺は看護婦さんに燃えたv-398ちょうどマッドマックスが公開されていた時。メルギブソン出世したねぇ

- MI-KO - 2006年06月26日 11:10:39

実はこの時、A君の店に予約入れてあってさ。「(俺いないけど)妹がやらせてくれって言ってるんだけど」と、私用のスタイルを作れるよう、練習用ウイッグ(生首みたいなやつ)で特訓したと電話が来たこと思い出した。
怖い記憶だろうに、しっかり覚えてるんでビックリしました。

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