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わたくしごと・・・⑪

結局7の月が過ぎても天変地異も核戦争も起こらず
人類は滅亡もせず存続していた。
もっとも随分前から既にそのような戯言は信じてもいなかったし、
また仮にそうなったしても自分自身には
さして悔いも残らない気がしていた。

この年の夏はその後の庭の仕事はまだ決まらず
かみさんと2人で爺婆のように毎日、毎日自宅の庭弄りを
して過ごしていた。
お金の不安や仕事への様々な不安は付きまとっていたが
同じ趣味を共有することで、とても楽しく会話も以前より増えていた。

勤めに出ていると家族と過ごす時間よりも
会社に居る時間のほうが断然長い。
共に過ごす時間を持ちたくて結婚したはずなのに
いつしか一緒に居る時間が少なくなっている。
かみさんはどう思っていたか判らないがおれには幸せな時間でもあった。
この時期には暇に任せて、かみさんの友人のインストラクターの
Y先生から頼まれた伊那祭りで使う看板などを造ったりもしていた。

そんな夏のある日、枕木のデッキを造ったCさんの妹さんから連絡があり
Tさんと言う方をご紹介してくれた。

早速告げられた連絡先に電話して日にちを決め
後日お話をうかがいに行った。
今、家を建築中でもうじき引渡しなのだがアプローチと庭を造りたい、
何社かに設計と見積りを依頼したのだが
なかなか思うようなデザインプランがないので、
良かったらデザインしてみて欲しいとの事だった。

ほぼ完成した建築中のお宅を拝見し更に詳しい話を伺って
設計をはじめた。
誕生月でもある9月1日から本格的に起業しようと社名を決め、
営業し始める少し前の事である。

9月に入ると社名を入れた今と基本デザインは殆ど変らない
名刺を持って本格的に活動し始めた。
ワイズのⅠさんの所や知り合いの所に営業に行ったり、
専務のところからも設計と見積りするよう頼まれたりしていた。

Tさん邸の最初のデザインプランと見積りが出来たので
お話しに伺うとイメージが違うようだったので
再び次のデザインプランを考えた。

この時期、まとまった庭の仕事はまだ決まっていなかったが
前述のS工業の社長さんやS組の専務の計らいで
土木工事や造成工事等の手伝いのバイト等で
何やかやと忙しく飛び回っていたように思う。

飛び込みで営業もしてみたがインターフォン越しの門前払いで終わった。

瞬く間に一ヶ月が過ぎ10月に入り少し過ぎた頃
実家のスタンドのお客さんのKさんが庭の芝を張り替えたり、
少し庭を弄りたいとの連絡が入った。
お宅に伺いどのようにしたいのか等、話を聞いて測量をし、
それこそ寝食忘れるくらい図面を描き始めた。
まだCADも使っておらずレンガの一個一個の部分まで細かく描きこんだ。
図面と見積りを持って再び伺うと、お世辞なのか
描いた図面を飾っておきたいなどと言ってくれた。
DSC02010-1.jpg

描いた甲斐はあったのだが、結局、契約までには至らなかった。

引き続きTさん邸のデザインプランも考えて図面にしてみたが
既に2つくらいのデザインプランが自分の中で没になっていた。

10月の中頃にはCさんの友人のKさんから、この時初めて
【Heart’s Ease/はぁつ いぃず】の先生を紹介された。

まだまだ終わりません後半へ続く・・・


最終的にTさん邸のアプローチのデザインが決まったのは
5つ目のデザインプランで工事に入ったのは12月になっての事だった。
当時、工事の大部分は外注さんに発注して
左官仕事も今のように自分で施工していたわけではなかった。
何やかやと大変な事もあったが無事に工事も終わる頃には
その年も暮れようとしていた。
徐々にではあるが手ごたえを感じ始めていた。


ここで起業するまでの金銭的な事を少し書いておく。
おれの無計画な方法など全く参考にはならないが、
反面教師としてやってはいけない事の参考にしていただければ
幸いである。
なんて起業しようとする人はそんな事判ってると思うけど・・・

まず当時のおれには貯金などなかった。
自己資金をためて起業しようなどと言う発想も、
殆ど、いや、全くなかったといって良いだろう。
とにかく自己資金は¥0である。
今考えても我ながら本当におバカである。
前年に貰った僅かな退職金も生活費などで底をついていた。

今のように着手金を最初に頂いていたわけでもないので
当然材料や外注費などは立替になる事が殆どだった。
資金的にきつくなっていた10月頃、
国民生活金融公庫に話しに行き資料をそろえ
500万円の融資をを申し込んだ。
かみさんの実家の親父さんに連帯保証人になってもらって
なんとか融資受けられたのは11月の半ばだった。

金利2.2% 元金55,000円と当初は金利が約9000円
当時、住宅ローンや車のローン含め、
月々最低でも40~50万は稼がねば
とても追いつくものではなかったのだが、
無計画で行き当たりばったりなおれは
借り入れが出来た事でほっとしたりしていた。

実は国民生活金融公庫から融資を受けるのはこの時で3度目だった。
以前バイク屋をやっていた時に当初600万の融資を受け
更に翌年に600万の追加融資を受け合計で1200万円、
よく覚えていないし当時の資料も残っていないので
はっきりとは判らないが金利も含めると1500万円近くを
結局、10年以上かかって全額返済した。

そんな前回の借り入れを返済した事もあって、
借金に対する意識は『無ければ借りれば良い』と
いった感じの安易なものだった。
まぁ店をやっていた時よりは幾分慎重にもなっていたが
やはり根本的な部分では変っていなかった。

新しい世紀を迎えるカウントダウンを意気揚々と数えながら
描いた自分の未来は何処までも前途洋々と明るく素晴らしいものだった。
それが再び始まり今もって続く本当の借金地獄への入り口への
カウントダウンとはこの時は思いも寄らないほど
安らかで満ち足りたものだった。

この記事へのコメント

- こじぞう - 2006年09月28日 01:55:06

ジェロさんへ
ぼちぼち次のを書こうかと思ってます。
いつもご贔屓にしていただいていて
ありがとうございますv-421

おー読み逃すとこだった - ジェロ - 2006年09月26日 23:26:10

古ノートで
巡回しとります
作品の数々を見ているのが楽しいですよ

- こじぞう - 2006年09月18日 14:13:44

紫親父へ
また違う絵文字になったが
なんとなく雰囲気なので
このままにしておく。

- こじぞう - 2006年09月18日 14:09:15

紫親父屁
わはははv-411
ほんと我ながらアホだと思うわv-27
まぁ、そのおかげでおっさんとも
知り合えたんだから良しでしょうv-233

地獄の始まりだぁぁぁぁ - 紫親父 - 2006年09月18日 13:59:57

誰がなんと言っても
俺は理解できるぞぉ!ぶらざぁ!
その無計画  v-398


宣伝おおきにですv-436

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